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菅総理の退陣表明を受けて

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昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
 
ご承知の通り、菅総理が次期自民党総裁選に出馬しないと表明され、それはすなわち、今月中に首相が交代することを意味します。
 
新型コロナは依然として猛威をふるい、多くの地域で緊急事態宣言が出されている中、政府として果たすべき役割はまだ沢山あったと思います。
 
それを行わずして退陣をされるのは、残念の一言に尽きます。
 
ただ、昨年の菅総理就任から相次いで変異株が出現し、すべてが後手後手に回ったのは気の毒ではありました。
 
しかし、このような結果を招いた最たる要因は、「国民に心を開かない」姿勢にあったと私は考えます。
 
国民の窮状に耳を貸さない、説明責任を果たさない、国会を開かない。
 
公文書を平気で改竄したことや、アベノマスクの支給を思い出して下さい。
 
第2次安倍政権から本格化した官邸1強体制が、政府と国民の間の見えない壁を分厚くし、菅総理の政策判断を見誤らせたのではないかと思います。
 
したがって、この根本的な体質を変えていかなければ、誰が自民党総裁になったとしても、同じことを繰り返すのではないかと懸念します。
 
今は国難です。
誰にでも門戸を開き、英智を結集し、様々な改革をしていく覚悟が問われています。
 
政治を私たちの手に取り戻す!
 
昨日のニュースを見て、改めて強く感じました。
政局に踊らされることなく、今日も一つ一つ活動していきたいと思います!

住宅政策のシフトチェンジで、景観・健康・環境に貢献します!

私は、建築系の家庭に生まれました。

祖父が大工の棟梁で、優秀なお弟子さんを抱えていましたので、小さい頃は可愛がってもらっていましたし、両親は建築設計士なので、家に併設されていた設計事務所には、いつも図面が転がっていました。

なので、新しい住宅を建てるということは、その方の夢を叶えることでもあるし、とても尊重すべきことだと思っています。

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ただ、今の日本は、その住宅政策をそろそろシフトしていかなければならない時期に差し掛かっていると考えます。

なぜなら、日本の空き家は今や850万戸にも上っており、しかもその数は毎年13万戸ずつ増えているのです。

地方自治体では、空き家対策に手を焼いています。

景観が悪く、防犯・防災上危険だと分かってはいながらも、所有者が分からなかったり、連絡が取れても理解していただけなかったり。

にも関わらず、日本では相変わらず新築住宅優遇政策が採られ続けていますから、出口部分で少しでも頑張って空き家を減らそうとしていても、入口部分でジャンジャン住宅が増えていくという矛盾した状態が起きているのです。

これを変えられないか!?

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例えばドイツでは、90年代から新規住宅優遇政策をチェンジし、新規住宅着工件数を大きく減らしています。

それに伴い、新築市場は縮小しましたが、代わりにリフォーム市場が大きく台頭したと聞きます。

また、日本の中古住宅の流通割合は13%に過ぎないとのことですが、
・アメリカは77%
・イギリスは88%
と、活発に流通しています。

つまり、今より少し新築を減らしつつ、中古住宅を取得してリフォームした場合に税制面で優遇措置が受けられるように変えていくことができれば、空き家の抑制にも繋がるし、何より住宅価値の延伸にも関係していきます。

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そしてもう一つ、単なるリフォームではなく、省エネリフォームを大きく進めていくことが大切です。

なぜなら、日本の住宅は省エネ基準がとても低いからです。

特に劣っているのが、「窓とサッシ」「ドア」という開口部の性能だそうです。

ここが疎かですと、当然冬などは寒い風が入り込むということになり、その分無駄にエアコンを使うということになったりするのですが、実は、単にエネルギーをロスしているという問題だけではありません。

命の問題にも繋がっているのです!

ヒートショックという言葉を聞いたことがあるかと思います。

脱衣場と浴槽内の急激な寒暖差により、血圧が大きく変動して心筋梗塞などを引き起こす現象ですが、こうしたことによって、年間1万9000人の方が入浴中に命を落としているのです。

この数字は驚異的でして、
例えば年間自殺者数は2万人程度、交通事故死者数が2000人程度です。

一番、安心できる場所であるはずのご自宅で命を落とすことは、本来あってはならないことです。

適切に省エネリフォームを施すことによって、健康にも環境にも良い結果をもたらすこと。

これを真剣に考えていかなければなりません!

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住宅政策のシフトチェンジで、景観、健康、環境のいわゆる3Kに貢献していく。

そして、こうした仕事は地域で請け負えるんですね。
つまり、地域が潤うことに繋がります。

リアルな暮らしを良くしよう!

このキャッチを現実のものにできるよう、本気で取り組みます!!

30代最後の日。アクティブに活動できました!

今日は40歳イブの日として、感染症対策を施しながらも県内の会社をいくつか訪問し、貴重な意見交換をさせて頂きました。
 
ジャンルとしては、
・Panasonic関係
・NEC関係
が多かったため、若い社員の方達とは、デジタル人財の確保育成や大学教育などについての話が盛り上がりました。
 
今、地方では圧倒的にデジタル人財が足りていません。
 
例えば、静岡県内のITパスポート取得者は2000人しかおらず、1万人あたりの数としては全国37位という低い位置に甘んじています。
 
大手企業であれば、積極的にリスキリング(学び直し)等の機会を提供できるでしょうが、中小や地方ではなかなかそうもいきません。
 
ところが、コロナ禍で益々その需要は伸びていますから、ここへの人財投資は国策として必要だと考えます。
 
自分の思いはブログに掲載したので、この続きはこちらからご覧下さい↓
https://www.shin-sk.net/2021/08/30/職業訓練、リスキリングでデジタル人財を育みま/
 
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さて、私の事務所風景を少しだけご紹介^ ^
 
市議会議員初当選から飾ってある縁起の良い必勝凧も、新事務所に移しました!
 
事務所住所は…
浜松市東区西塚町306−5 1階
 
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9月からは、どんどんやることも増え、忙しくなります💦
どうか、お手伝い頂ける方はご一報下さい🙏
お待ちしております!!

0926一般質問より「篠原地区野球場の進捗状況と今後の展望」前置き編

こちらの写真、浜松のどこだか分かりますか??

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そうです!
ここが、数年前に色んな意味で注目された「遠州灘海浜公園の篠原地区」です。

今回の質問は、このエリアに建設することになる野球場について、その後の状況を確認するために行いました。

でもその前に、簡単にこれまでの経緯を振り返っておきましょう。

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昭和49年、遠州灘海浜公園が都市計画として決定。

つまり、この構想は私が生まれる前(昭和56年生まれ)から動いていたのです!

ただ、遠州灘海浜公園は、大きく2つの地区に分けられます。

一つは、中田島地区。
そして、もう一つが篠原地区です。

さて、この都市計画決定以後、浜松市から静岡県に対して、毎年のように公園整備に関する要望が出されるようになるのですが、ご承知のように、中田島地区の公園は早々に完成しました。

芝生広場、サッカー場、遊具場など、私も子どもと一緒によく遊びに行ったものです^ ^

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では、篠原地区は?

・・・こちらが、なかなか進まなかったのです。

その原因としては、県西部地域においての公園整備の優先順位が、

・小笠山総合運動場(エコパ)
・浜名湖ガーデンパーク

の方が、高かったためと思われます。

サッカー日韓ワールドカップや浜名湖花博という、ビッグイベントが開催されたからですね。

それでもこうしたイベントも終わり、次に待つは、いよいよ篠原地区!?

浜松市からは、変わらず要望書が出され続け・・・

そして、大きな転機が訪れるのです。

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平成23年度の要望から、「野球場」という言葉が登場。

浜松市が篠原地区に期待する公園機能として、野球場を軸に据え始めたのです。

背景として、現状の四ツ池にある浜松球場の老朽化をきっかけに、市内におけるスポーツ施設の最適配置を検討し始めたことが考えられます。

そして、これ以後は・・・

浜松市だけでなく、浜松商工会議所、浜松市自治会連合会の3者が一緒になって要望書を毎年提出するという形になります。

この時、私は浜松市議会議員であり、もちろんこのことは承知しておりました。

後々になって、一部の議員が「俺はこんな話聞いてない」的な言葉を発せられていましたが、毎年、関係書類は机上に配布されていたのが事実ですし、市だけではなく、経済界、自治会も共同で提出していることを、あまりにも軽視された発言だったように思います。

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さて、県もこうした地道な要望を受け続けた結果・・・

ようやく!!

平成27年度当初予算で、公園基本構想策定のための3000万円が計上。

そして県議会で何の異論もなく、全会一致で可決。

これにより、平成28年5月には遠州灘海浜公園の基本構想が完成します。

色々書いてありますが、要約すれば、野球場を核とした「防災とスポーツエリア」を目指していくことになります。

こうして全体的な構想が出来上がったことで、順調に行けば、次のステップ(=基本計画の策定)へ進んでいくことになるはずでした。。。

ところが!?

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平成28年3月、県議会で基本計画策定予算案がまさかの減額修正。(=実質ストップ)

1年前には、すんなりと基本構想が通ったにもかかわらず、自民党会派が次のステップに進むことを拒んだのです。

思惑は色々あるんでしょうが、建前上、拒んだ理由は・・・

・浜松市と静岡県の防災の役割分担ができていない。
・野球場を建設することに対しての市民県民のコンセンサスが得られていない。
・オリンピックに間に合わない。

の大きく3つでした。

特に「市民県民コンセンサス」が一番重く、これ以降、大きくのしかかる課題となっていきます。

※ただ、結果的には、この時点でしっかりと市民県民の合意を得るという道を選んだことは、良かったことだと評価はしています。

そして同様に、これを受けて浜松市議会でも、本来は遠州灘海浜公園(篠原地区)の用地買収予算が組まれていたものが否決されることになります。

県に対して、毎年積み重ねてきた要望は何だったのでしょうか。

市議会、浜松市ともに反省しなければならない事態だったと思います。

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上記のような結果を受け、 遠州灘海浜公園の議論は再スタート。

浜松市議会では、大型スポーツ施設調査特別委員会を設置し、

・篠原地区以外に野球場を建設する場所はないのか。
・篠原地区に野球場を建設するとして、風や光、騒音、交通アクセスなどに問題はないのか。

などを時間をかけて丁寧に議論をしていくことになります。

そして・・・

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平成29年12月、「篠原地区に野球場を建設することは可能」との結論が出されます。

浜松市民の代表機関である市議会の特別委員会でこうした結論が出されたことは、重い課題であった「市民県民のコンセンサス」解決に向けた大きな前進となりました。

ちなみに、多くの方が心配している「風」の影響も議論が済んでいて、

・四ツ池よりは風は強いが、甲子園や千葉よりは弱い。
・ある程度大きな規模の球場を建設すれば風を制御できる。
・逆に、小さな球場だと風の影響は受けやすい。

などが、大筋の考え方と言えるでしょう。

(→本編に続く

誕生。はままつ人づくりネットワークセンター

既にお伝えしていたかもしれませんが、今年度は、母校の小学校でPTA会長を務めています。

新学期が始まり2ヶ月が経過しましたが、昨年から様々な準備を執行部を中心に行ってきたので、現在は忙しくも充実した日々を過ごしています!

募金

また、写真のように、4月に起こった熊本地震への義援金集めも迅速に対応。

引き続き、責任を持って任期を全うしていきたいですね!

 

さて、そんなPTA会長を対象にした研修会なるものが先日あり、僕も出席。

その中で、花井教育長より、今年度から「はままつ人づくりネットワークセンター」を発足させたと紹介がありました。

これは、魅力的な人材を「はままつの宝」として登録し、コーディネーターがこれを整理・蓄積し、適時学校の教育活動に提供していくというもの。

地域人材の活用が叫ばれて久しい今日ですが、こうした拠点ができたことは、意義あるものだと思います。

浜松市教育委員会としては、例えば・・・

◯野球の達人
◯お茶の達人
◯パソコンの達人
◯書道の達人
◯花づくりの達人

などなど、このような「はままつの宝」を募集しているそうです。

この仕組みが、まずは今年度、どのように展開していくか注目ですね!!

受発注取引のトラブル防止に向けて。

少し前に、僕の議会質問で、下請け中小企業の現状と課題についてブログに書きました↓

守れ!下請け中小企業。

 

困っている下請け中小企業を守るために、適正な監視等いろんなことをやらなきゃいけないのは当然ですが、今回は、そうしたトラブルの未然防止の取り組みをご紹介。

公益社団法人 静岡県産業振興財団からのお知らせです↓

下請取引適正化講習会の開催

これは、発注側も受注側も聞いてためになる講習です。

浜松会場は6月1日。

静岡会場は6月7日。

富士会場は6月10日。

是非、この機会に知識を深められてはいかがでしょうか?