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一般質問を振り返ってみました。

新年度に入り、この一年の議会スケジュールが徐々に分かってきましたが、僕の次の質問は6月定例会になる見込みです。

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でもその前に、昨年12月に行った一般質問を少し振り返ってみたいと思います。

1 浜松航空教育都市構想について

2 下請中小企業の振興について

3 ICTの活用による公共事業の生産性向上について

4 NPO等の活性化施策について

5 不妊治療支援策の充実強化について

6 18歳選挙権に伴う投票率向上施策について

7 いじめ防止対策について

それぞれに、ブログ記事を書いていますので、ぜひ一度ご覧下さい!

若者×NPOが面白い!?

昨日2月23日、いわゆる富士山の日に、県内で活躍する企業家やNPOの代表者らが集結する「地域イノベーターサミット」が開催されました。

これは、こうした地域のリーダーとも言える方々のお話を参考にし、出会い、さらなる相乗効果を生み出そうというイベントで、本県初の試み!

僕も、NPO代表者の熱心な活動報告を聞くことができました。

イノベーター1

↑例えば、(公財)ふじのくに未来財団さんの「市民コミュニティ財団」のお話。

イノベーター2

↑また、NPO法人静岡時代さんの大学生のための雑誌「静岡時代」のお話などです。

 

僕は、これからの時代、NPOをはじめとする社会活動団体の存在意義は、益々高まっていくものと思っています。

なぜなら、近年の若者に顕著に見られる「脱都会」「地域への貢献」「心にゆとりのある暮らし」志向に、こうした団体の理念や行動、働き方がとてもマッチしているからです。

だから、人口が流出している現状に歯止めをかけるためにも、NPO等が若者の受け皿となり得れば理想的というわけです。

しかし・・・

肝心のNPOの方が、苦労しているんです。

確かに、ここ数年でNPO法人数は増え、現在県内には1200を超える法人が存在していますが、資金や人材面で運営が行き詰まり、解散したり、活動停止状態であったりするケースも多く見受けられます。

そこで、こうした事態をどう打開していくのかを質問したのが、昨年12月の僕の一般質問でありました。

県としては、先述の「ふじのくに未来財団」とも連携したNPOの資金調達の支援や、クラウドファンディングなどの新しい資金調達の利用促進、また、今回開催したイノベーターサミットの開催も、その支援の一つとして挙げられました。

また、同時にとても重要なのが、中間支援組織の存在です。

静岡県内には、東中西にそれぞれ一箇所ずつ「ふじのくにNPO活動センター」が設置され、地域で活動しているNPOに対して、様々な助言と支援をされています。

つまり、ここが強くなれば、単位NPOも強くなっていく!

来年度からは新しい指針も出されるということなので、くれぐれも中間支援組織の重要性を勘案してほしいと要望も添えました。

NPO活動が活性化し、若者が関わり、地域が元気になっていく。

そんな好循環を生み出すべく、これからも注目していきたいと思います。

委員会議事録(H27.9月定例会①)

12月の議会質問でも大きく取り上げましたが、この時の委員会でも、NPOの現状と今後について、深掘りして議論をさせて頂きました。

企画くらし環境委員会9月①

これからの社会にとって、NPOを始めとする社会活動団体の存在は益々重要なものになっていくと思います。

しかし、資金確保など、NPOを取り巻く課題は山積しています。

課題を少しでも解消することで、活発な活動が継続されることを願っています!