タグ別アーカイブ: 事業見直し

【祝・2021年】3つの視点でコロナ収束へ!

 
IMG_7503
 
明けましておめでとうございます。
 
まずは、昨年11月からの第3波が猛威を振るい、本県においても静岡市や浜松市をはじめ各地でクラスターが発生し、陽性者数が爆発的に増加しました。
 
それにより、感染された方やそのご家族、また飲食店や医療福祉施設等の皆様には心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い快復と事業再開をお祈り致します。
 
この間、とりわけ10月までは、我が会派「ふじのくに県民クラブ」の通算13回に及ぶ知事・教育長への要望活動が奏功し、HPに記載のような成果を上げることができました。
 
***********************
 
しかし、コロナとの戦いが新たな段階に突入した今、
「感染症対策(ヘルス)」と
「経済対策(ウェルス)」に加え、
「人権尊重(カインドネス)」を大前提とした
3つの視点で新型コロナ対策に万全を期していく必要があります。
 
インフルエンザ等、他の感染症も心配な冬季ですから、医療崩壊を防ぐために徹底した感染症対策は当然行なっていかなければなりません。
 
ただ、経済を動かさなければ(例えば失業率と自殺者数に相関関係があるように)、それによる犠牲者も出てしまいますから、お金が地域で循環するような経済活動は奨励することが大切です。
 
でもその分、PCR検査等を迅速確実に実施できる体制を整え、重症者を増やさないこと。
 
また適切な自衛行動ができるように情報は正確に発信すること。
 
そして、新型コロナに感染しても非難しない、助け合える社会を構築していくこと。
 
このトライアングルを、いかに高いレベルで強固なものに出来るかが問われている今、目下の危機を一刻も早く切る抜けるため、引き続き全力で議会・政治活動に邁進して参ります!
 
***********************
 
126282161_3836040739833079_7682562367073903156_n
 
また、こうした対策を行うには財源が必要ですが、景気の落ち込みが反映される来年度以降の税収は非常に厳しい見込みです。
 
そこで我が会派では、11月の記事でご紹介したように「事業見直し集中ヒアリング」を4日間にわたって実施しました。
 
これは、一つ一つの事業を徹底的に審査することで、ムダの削減や事業改善による効率・効果UPを図り、どうしても必要な事業に予算を投入できるようにすることが目的で、いわゆる選択と集中です!
 
40本近くの事業を精査した結果、
「規模の縮小や予算の削減を求める事業」8本
「より一層の改善と幅広な政策的議論を求める事業」9本
を抽出しました。
 
そしてそれを、12月16日に川勝知事に提出した来年度予算要望と併せて、「事業見直し」の実施も強く迫ったところです。
 
IMG_7504
 
コロナ禍でも持続可能な自治体運営を行うため、これからも政調会長として責任ある行動に努めていきたいと思います。
 
【事業見直しを求めた事業の具体例(抜粋)】
・各種イベントの実施方法などの見直し
・公用車の削減と民間サービスとの連携
・駿河湾フェリーの県関与のあり方
・未収債権管理の一元化
・企業誘致関係施策の戦略的統合
・TOUKAIー0(耐震補強)の発展的見直し
・地域外交戦略のメリハリ化
 
***********************
 

野球場構想「総点検」の答えは!?

IMG_1418
 
最高の秋晴れに恵まれた先週15日、コロナ禍で延期していた「浜松市沿岸域防潮堤竣工式」が関係各位のご臨席の中、厳かに執り行われました。
 
振り返れば、2011年の東日本大震災直後からこの構想は動き始め、2012年6月に静岡県と浜松市、一条工務店において3者基本合意が締結。
 
ここから約8年の年月がかかりましたが、私たちの命と財産を守る、全国にも誇れる素晴らしい防潮堤が完成したのです。
 
防潮堤の長さは17.5km、高さは13〜15m。
 
宅地の浸水面積を約8割、宅地の浸水深が2m以上のエリアを98%低減できることが主に見込まれる減災効果となります。
 
最終的には、来年度から設計に入る馬込川の水門ができれば完全な完成となりますが、現時点でも相当な浜松沿岸域の守備力向上に寄与したことは間違いありません。
 
***********************
 
そしてここからは、守りから攻めへ!
 
つまりは、遠州灘海浜公園篠原地区における野球場を軸とした総合公園の整備を進めるステージへと移っていくことになります。
 
ただ、本来ならば今年度中に公園基本計画を策定する予定でしたが、前回7月の記事で説明した通り、新型コロナの影響を受け、事業そのものを見直す「総点検」を行うためにスケジュールが後ろにズレ込むことに・・・
 
※これまでの、経緯については下記を参照して下さい。
 
***********************
 
さて、そんな状況下でも地元住民や経済界、野球をはじめとするスポーツ関係者からの整備を願う声は全くブレることはありませんでした。
 
そこで私は、それに応えるためにも、9月定例会の建設委員会で「総点検」の真意を正面から質しました。
 
その結果は5つポイントで整理できます。
 
①基本構想は何ら変わらない。
②規模の縮小は考えていない。
③アフターコロナ対応の機能を付加する。
④民間資金の活用等で事業費を抑制する。
⑤来年度には基本計画を策定する。
 
つまりは確実に進めるということです!
今後の焦点は、来年度予算でしっかりと基本計画を作る意志を示すことができるかとなります。
 
コロナ禍で確かに延期はせざるを得ませんでした。
 
でも、このアイドリング期間を十分に生かすことで、より経済的な、より魅力的な公園が見えてくると思っています。
 
私は、長年この構想に誰よりも熱く関わってきました。
 
2年前、基本計画策定予算を可決させたのは、他でもない建設委員長だった私です。
 
ビーチ・マリンスポーツの聖地を作ろうとしている浜松市とも強く連携し、アフターコロナにおける地域活性化を沿岸域から促進する。
 
その先頭となって動いていく所存です。ぜひ、応援をお願い致します!
 
 

選択と集中で、コロナ禍の政策を磨き上げる!

私が所属する「ふじのくに県民クラブ」では、この2週間を使って、政調会主催の「事業見直し集中ヒアリング」を実施しています‼️
 
事業見直し
 
これは、コロナ禍で逼迫する財政と真剣に向き合い、例年以上に事業の選択と集中 を徹底することで、必要な施策を行うための財源を生み出そうという目的^_^
 
2日目となる今日は、
・公用車の適正管理
・GIGAスクール構想
・介護人事育成事業
など、幅広い事業をチェックしました。
 
来年度の予算要望&政策提言に向けて、この1ヶ月が正念場です😅
 
大きな展望も小さな改善も、引き続き一つ一つに向き合って、よりよい県の施策に繋がるよう走り続けたいと思います!

どうなる?コロナ禍での篠原地区野球場。

なかなか大変なことになりました。。。

前回3月の記事で紹介した「遠州灘海浜公園(篠原地区)の配置計画に関する比較検討プラン」。

比較検討プラン1

この時には「6月定例会時には、事業費や経済波及効果などの数字も明らかにし、これらのプランを更に絞り込んでいく」といった説明をしましたが・・・

新型コロナが予定を狂わせてしまいました。

***********************

静岡県では、コロナ禍を受けて逼迫する財政状況を考慮し、聖域なく全ての事業を見直していくことを表明。

その中で、この野球場構想のような大型事業については、大きな注目を浴びることになってしまったのです。
=事業を総点検した上で、基本計画の策定に向けて再スタートする。
=事業スケジュールが遅れる可能性も。

確かに、仕方ないところはあります。

医療体制の強化や疲弊する中小企業等を救わなければならない今、巨額な投資を必要とする事業を何の配慮もなしに進めるわけにはいきません。

***********************

ただし!!

あくまでも、「総点検」です。

事業を中止するとか、規模を縮小するとか、そういう話ではありません。

ここ数日の新聞報道等を見ると、そういったミスリードが感じられますが、野球場構想は何ら変わることはなく、ただ、コロナで必要な見直しをした上で、粛々と前に進めていくということなのです。

希望の火は、全く消えていないのです!

そして、建設委員会でも発言しましたが、大事なのはこのアイドリング期間で、いかに有益な議論や準備を行うことができるかという点です。

・官民連携のあり方
・浜松市や関係団体との情報交換
・交通輸送のあり方
などなど

***********************

私はここ最近、野球場に関わる様々な方々のお話を聞いて回りましたが、皆さんの思いは、コロナ禍を受けても全く変わっていません!

とても心強いことです。

であるならば、県政を預かっている私たちが、智恵を絞り、しっかりと良い答えを出さなければならないと思います。

まずは9月定例会に向けて、頑張ります!

***********************

「野球場構想は、こういうことだったのか!?」
分かりやすい解説は、下のバックナンバーからご覧ください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
篠原地区野球場構想の経緯1
篠原地区野球場構想の経緯2 
篠原地区野球場、民意は大型スタジアムにあり!
篠原地区野球場のイメージが示されました!

IMG_1153