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デジタル防災MAPづくりin中学校

皆さんは、静岡県が開発したアプリ「静岡県防災」をご存知ですか?
 
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これは、災害時の情報をタイムリーにお知らせしてくれるのはもちろんのこと、避難所の位置やハザードマップ、避難トレーニングなどの機能が盛り込まれた総合防災アプリで、現在10万ダウンロードを超えています。
 
そしてこの度、防災モニター機能が新たに付加されるとのことで、私が会長を務める中学校のPTAが主催となって、「東中デジタル防災MAPづくり」事業を実施することになりました!
 
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今までも、校区周辺の地図を広げて防災MAPを作成する等の取り組みはあったと思います。
 
でも、この事業では、協力企業からレンタルしたスマートフォンやタブレット等いわゆるデジタル機器を活用するのがポイント!
 
それらにアプリをダウンロードし、グループに分かれた生徒たちが学校周辺の危険箇所の写真と簡単なコメントを直接アプリに入力していくという手順で進めていきます。
 
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少し不安に思っていた機器の扱いも、デジタルネイティブの中学生にとっては心配無用だったようで、次々とデジタルMAP上にマークが打たれていきました。
 
デジタルの良さは、位置情報が明確かつ記録に簡単に残せることで、翌年度以降にも応用できます。
 
静岡県としても、平時にいかにアプリを使ってもらうかが大きな課題となっていただけに、こうした防災教育への積極的な活用は今後のモデルケースになるのではないでしょうか。
 
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もちろん、地図を作って終わりではありません。
 
見えてきた課題を整理し、それを解決するためにはどうすべきなのかを考え、地域を巻き込んで行動することまでが一連のプロセスです。
 
地域の防災力向上のためにも、せっかく県費で作られたアプリは、とことん活用していきたいですね!