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新型コロナに負けない!264億円の補正予算の早期執行へ。

【重要!!!】
『新型コロナ関連』のバックナンバーは以下からご覧下さい。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
3月4日「新型コロナに関する声を聞かせて下さい!」
3月11日「新型コロナから地域経済を守る!」 
3月17日「新型コロナ危機から子ども達を守れ!」 
4月15日「新型コロナ対策を徹底強化していきます。」 
4月16日「新型コロナ予防〜マスクを買うなら地場産で!」 
4月18日「7回目!新型コロナ対策に関する緊急提言を提出。」 
4月22日「青年経済人の力で地元を元気に!」 
4月24日「明日から休業要請。支援策を執行していきます!」

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本日、県政史上初となる4月臨時会が開かれました。

もちろん、新型コロナ対策を少しでも早く進めるためです。

要点としては・・・

◆補正予算の規模が、264億6700万円という大きさ。
◆1つ目の柱:感染拡大防止策と医療提供体制の整備
◆2つ目の柱:学校の臨時休業などへの対応
◆3つ目の柱:事業者や生活者への支援
◆4つ目の柱:今後への備え

となります。

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1つ目の柱については、

・一日のPCR検査可能数を1000件まで拡大させる。
・集中して検査を行う専門外来を整備する。
・それにより増加が見込まれる軽症者や症状のない方を療養させる民間宿泊施設を借り上げる(県内で約300床)。
・マスクや消毒液などの衛生用品を確保し、医療機関等に確実に配布する。
・保健所スタッフの負担を軽減させるため、相談業務を外部委託する。

などが、注目事項です。

とにかく、まずは新型コロナを制圧しなければなりません!

この戦いが長引けば長引くほど、経済や教育などへの影響は計り知れないものになってしまうからです。

リスクの高い中を尽力下さっている医療従事者の皆様には、感謝してもし足りませんが、ここ一番、医療提供体制を徹底的に強化し、一刻も早い新型コロナ封じ込めを行う必要があります。

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2つ目の柱については、

放課後児童クラブ放課後デイサービスの利用拡大等に対して支援する。
・若年層の心のケア対策として、LINE相談を行う。
・家庭と学校をつなぐオンライン学習環境を整備する。

などが、主な施策として挙げられます。

子どもたちは、社会全体で守っていかなければなりません。

オンライン通信システムなど、こうした事態になる前に整備しておけばとの悔いはありますが、こうしたタイミングを逃すことなく、子どもの成長に欠かせない教育機会をいち早く取り戻せるよう、整備を急いで頂きたいと思います。

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3つ目の柱については、

制度融資を充実する。
テイクアウトなど新たな事業展開に取り組む企業を応援する。
・生活福祉資金の貸付を拡充する。
雇用調整助成金業務等をサポートする社労士などの専門家を派遣する。
・休業要請に協力して頂いた事業者に協力金を支払う。
・同様の趣旨で市町が独自に支援した場合にも補助をする。

など、大小様々なメニューが用意されました。

制度融資については、当初考えていた500億円の融資枠に対して、たった1ヶ月でそれを大きく超える2300億円余が申し込まれました。

これは、3ヶ月で500億円だったリーマンショック時よりも数倍早く、いかに深刻な状況かが見て取れる数字です・・・

しかし、だからこそ切れ目ない資金繰りを支援していかなければなりません。

今回は、国との連携による貸付枠を含めると3300億円の増枠になります。

今後の製造業からの資金需要を考えると、必要不可欠な取り組みだと思いますので、しっかりとニーズに応えられるよう、相談体制の増強も含めて対応をして頂きたいと思います。

また、雇用調整助成金も、条件を満たせば10分の10を国が助成してくれるようになります。

しかし、

・それでも休業手当を先に出さなければならない。
・社労士さんなど、制度に明るい方が足りていない。

などの理由で、雇用を諦めてしまう事業者も依然として多くいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、ここが正念場です!

一度雇用を諦めてしまえば、いずれ来る景気の回復期に、スムースな復活は見込めなくなってしまいます。

ですから、小口でも多少経営が赤字でも、資金需要に応える。
あわせて、可能な限り協力金や持続化給付金を活用して頂く。
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その資金で休業手当を出し雇用を維持し、雇用調整助成金を活用する。
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反転攻勢を期し、新たなチャレンジ支援も活用しながら、なんとか収束まで耐えて頂く。

そうした寄り添った事業展開ができるよう、引き続き、経済動向については緊張感をもって見守っていきたいと思います。

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最後に4つ目の柱については、

・今後の備えとして、予備費を20億円を計上する。

といった内容になります。

以上、この264億円の予算が迅速に執行され、一人でも多くの方に効果的に届くことを切望いたします。

大変苦しい状況ですが、どうぞ一緒に乗り越えていきましょう!!

7回目!新型コロナ対策に関する緊急提言を提出。

【重要!!】
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3月4日「新型コロナに関する声を聞かせて下さい!」
3月11日「新型コロナから地域経済を守る!」 
3月17日「新型コロナ危機から子ども達を守れ!」 
4月15日「新型コロナ対策を徹底強化していきます。」 
4月16日「新型コロナ対策。マスクを買うなら地場産で!」

昨日、我が会派「ふじのくに県民クラブ」の現役員(私は5月1日からの新役員)が、川勝知事に緊急提言を提出しました。

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これは、1月24日に提出した新型コロナに関係する1回目の要望書から数えて7回目になります!

強く訴えた内容としては・・・
◯県民の生活維持以外の外出自粛と他の都道府県からの流入制限のお願い表明
→・「流入しないでほしい」等の強いメッセージの表明
 ・滋賀1/5ルールなどの、県民に分かりやすい外出自粛要請の発信

◯遊興施設等への休業要請
→・市町と強く連携し、市町が休業補償などで給付する際には県が2分の1を支援すること
 ・小規模事業者への家賃猶予の要請
 ・公共料金の延滞猶予

◯県内企業支援策
→・県単独の制度融資枠の拡大
 ・外国人や非正規労働者への支援
などです。

そして、これを受けて開かれた第7回本部役員会議では、「市町会との連携支援」「分かりやすいメッセージの発信」など、我が会派の思いの多くを汲んで頂くことができました!

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今後は、4月28日の補正予算審議に向けて、具体的な施策の最終調整に入っていきます。
現場に寄り添ったきめ細かな施策が執行されるよう、気を引き締めていきます。

そして・・・

本県でも「緊急事態宣言」が発令されましたね・・・

一日も早く新型コロナを収束させるために、引き続きチーム会派一丸となって取り組みを続けてまいります!