タグ別アーカイブ: 防災訓練

デジタル防災MAPづくりin中学校

皆さんは、静岡県が開発したアプリ「静岡県防災」をご存知ですか?
 
IMG_1003
 
これは、災害時の情報をタイムリーにお知らせしてくれるのはもちろんのこと、避難所の位置やハザードマップ、避難トレーニングなどの機能が盛り込まれた総合防災アプリで、現在10万ダウンロードを超えています。
 
そしてこの度、防災モニター機能が新たに付加されるとのことで、私が会長を務める中学校のPTAが主催となって、「東中デジタル防災MAPづくり」事業を実施することになりました!
 
***********************
 
今までも、校区周辺の地図を広げて防災MAPを作成する等の取り組みはあったと思います。
 
でも、この事業では、協力企業からレンタルしたスマートフォンやタブレット等いわゆるデジタル機器を活用するのがポイント!
 
それらにアプリをダウンロードし、グループに分かれた生徒たちが学校周辺の危険箇所の写真と簡単なコメントを直接アプリに入力していくという手順で進めていきます。
 
cache_Messagep35726
 
少し不安に思っていた機器の扱いも、デジタルネイティブの中学生にとっては心配無用だったようで、次々とデジタルMAP上にマークが打たれていきました。
 
デジタルの良さは、位置情報が明確かつ記録に簡単に残せることで、翌年度以降にも応用できます。
 
静岡県としても、平時にいかにアプリを使ってもらうかが大きな課題となっていただけに、こうした防災教育への積極的な活用は今後のモデルケースになるのではないでしょうか。
 
IMG_1459
 
***********************
 
もちろん、地図を作って終わりではありません。
 
見えてきた課題を整理し、それを解決するためにはどうすべきなのかを考え、地域を巻き込んで行動することまでが一連のプロセスです。
 
地域の防災力向上のためにも、せっかく県費で作られたアプリは、とことん活用していきたいですね!

委員会議事録(H25.10決算特別②)

続いて、教育委員会関係への決算特別委員会での質問と答弁です↓

http://www2.pref.shizuoka.jp/all/COMGIJI.nsf/3ddb2e6d4a2261164925687900195ccc/344bd00a66f0719749257c71002a307c?OpenDocument

私が決算審査で大事にしている点は、
「必要性・妥当性・有効性・効率性」の4つです。

●県として事業を行う必要があったのか。
●その成果指標は妥当なのか。
●この目的を達するために、その事業は有効なのか。
●もっと効率の良い手法があるのではないか。

といった具合で、一つ一つの実績を見ていくわけです。

今回も、防災訓練への参加率という成果指標がありましたが、地域での実態は、参加しても傍観者というケースが多いのです。
つまり、参加率が上がっても防災訓練の目的とする成果は、さほど上がっていないことになる。

これは、成果指標の妥当性に問題があることを示していると言えます。

決算審査は、過去の話と言えばそれまでですが、事業をPDCAで回していくためには、どうしても必要な検証作業なのです。

これからも、しっかり見ていきたいと思います!