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一般質問を振り返ってみました。

新年度に入り、この一年の議会スケジュールが徐々に分かってきましたが、僕の次の質問は6月定例会になる見込みです。

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でもその前に、昨年12月に行った一般質問を少し振り返ってみたいと思います。

1 浜松航空教育都市構想について

2 下請中小企業の振興について

3 ICTの活用による公共事業の生産性向上について

4 NPO等の活性化施策について

5 不妊治療支援策の充実強化について

6 18歳選挙権に伴う投票率向上施策について

7 いじめ防止対策について

それぞれに、ブログ記事を書いていますので、ぜひ一度ご覧下さい!

「議会=時代遅れ」を打開せよ!

2月定例会も委員会審議の真っ最中。

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マスコミ・メディアは、こぞって浜松の篠原地区への野球場建設についての報道を続けているようです・・・

もちろん、これは浜松市から長年にわたって要望されてきたビッグプロジェクトですし、大事な案件に間違いありません。

しかし、残念ながら私たち県民は、その議論のやり取りを即座に詳しく知ることができません。

なぜならば、こうした大事な話を議論する場である「委員会」が、今時インターネット中継(録画すらも)されていないからです。

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そうなると、どうなるか?

情報を入手するのに頼りになるのは、新聞かテレビということになる。

すると、マスコミ・メディアが一部分を切り取った報道をすることによって、県民の皆様に誤った認識を植え付けてしまう可能性が生じてしまう。

実際に、冒頭の野球場の話も、委員会ではすごく良い意見も交わされているのに、世間では、「また川勝知事と自民党が対決してる」的なイメージばかりが膨らんでしまうということなんです。

 
では、こういう事態を打開するにはどうしたら良いか?

それは、「開かれた議会」をトコトン突き詰めていくことだと思います。

現在静岡県議会では、2年間かけて「議会運営等改善検討委員会」というものを設置し、僕もそのメンバーとして色々と発言させて頂いています↓

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数の力で及ばないため、なかなか思うようにいかない場面が多いですが、それでも過去には、本会議での一問一答方式を導入したり、対面方式にしたりと、それなりの実績を踏んで参りました。

しかし、今期設置されたこの検討委員会では、まだ何の成果も上がっていません。

僕たちが提案した「県民と語る会」の実施、「委員会のインターネット中継」の実施、「通年議会」の実施、議会事務局機能の強化など、ことごとく自民党さんの慎重姿勢によってお蔵入りとなりました。。。

先述のように、リアルタイムで(あるいは録画で)本当の情報を得るために、委員会のインターネット中継は是非行うべきです!

また、これについてはアンケートも取ったんですが、回答者の7割が50歳以上だったにもかかわらず、その7割が必要性を認め、さらに半数が「実現したら見る」とお答えになったのです!!

加えて言えば、費用の面も工夫次第で抑えることも可能です。

 

この夏からは、18歳選挙権が始まります。

議会から、若者への主権者教育だの投票環境改善が大事だの、色々と注文が出ていますが、一番頑張らなきゃいけないのは政治家・議会です。

議会=時代遅れ

この現実を打開するために、皆さまからの声を是非お寄せ下さい!!

選挙権引き下げをチャンスに。

本日は、市内各所で成人式が開催され、僕も地元地区に来賓としてお招き頂きました。

成人式2016

新成人の晴れやかな姿に、コチラも良い刺激とエネルギーをもらうことができました!

 

さて、ご案内のように、今夏の参議院議員選挙から選挙権が18歳以上に引き下げられます。
最近の新聞では、そのための準備が間に合うかどうか微妙だという記事もありましたが、とにかくこれを機に、多くの若者に選挙に参加してほしいところ。

昨年末の議会質問で、このことを取り上げましたので、少し紹介しますね↓

 

若者に投票してもらうために大事なのは、言うまでもなく教育です。

特に、ヨーロッパでは当たり前のように行っている主権者教育(シティズンシップ教育)を、効果的に行っていく必要があります。

ただ、教育の効果が出るのはまだまだ先です。

そこで、教育と同時に進めていく必要があるのが、投票環境の改善です。

過去には、期日前投票制度を拡充したことによって、今では全体の投票者の1〜2割がこの制度を利用するようになっていますし、ある都市では、大型商業施設に期日前投票所を設けたところ、投票率が上がったとの結果も出ているそうです。

また、各市町や県には選挙管理委員会というのが設置されていて、そこでは、選挙のたびに色々な啓発活動をして下さっていますが、正直マンネリ化してきています。

例えば、ティッシュ配りとかですね・・・

それよりも、新しい発想による新しい取り組みが求められています。

そして、そういう新しいアイデアを持っているのが若者だ、と僕は思っています。

そこで質問では、投票率向上のためのアイデアを広く募集したり、また若者が集う会議などで意見を出してもらうように提案をしました。

そうしたら年末12月19日に、早速県主催の若者ミーティングを開いてくれましたが、こうした機会をこれからも恒常的に設けて、より多くの若者が選挙に関われる環境整備をしていってもらいたいと思います。

必聴!ラジオ生放送「第1回分」

7月からスタートしている、地元ラジオ局FMharo!の新番組
『遊佐ちえみの「聞いちゃえ!しずおかの政治」』

所属している会派「ふじのくに県議団」の西部選出若手議員が、
毎週土曜日17:00からの30分間、週替わりで登場します!

僕の担当は、毎月第3土曜日。
もう既に、7月と8月と9月の3回分を放送しました!

お相手は、写真に写っているように、社会人1年目のフレッシャー
「遊佐ちえみ」さん。

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これから毎月、県政や身近な政治のことを、
分かりやすくカジュアルにお届けして参ります!

ぜひ皆さん、オンエアをチェックしてみて下さいね!!

また、聞き逃してしまった場合でも・・・安心して下さい(笑)

この度、収録音源を編集した「ショートバージョン」を
ホームページで公開できることになりました。

ちなみに、第1回放送のテーマは「18歳選挙権について」。

◯なぜ、選挙権が拡大されることになったのか。
◯世界ではどうなっているのか。
◯選挙権の歴史はどうなっていたのか。
◯どうすれば投票率は上がるのか。
◯私たちは何をしなければならないのか。

などなど、聴き応えがありますよ!!

下の再生ボタンをクリックして、僕たちのやり取りを、いつでもどこでもお聴き下さい!!